温暖化防止のためにできることを… 今ではそこかしこで謳われるこんな文句ですが、実際に何事か取り組んでいる人はどれくらいいるでしょうか。マイバッグ運動やクールビズ・ウォームビズという言葉は流行以上の定着と効果をもたらしてくれるのでしょうか。
各国や企業がCO2削減は現代社会にあるものの務めだという自覚をもち、それぞれのやり方で取り組みをしています。ですが本当にCO2削減を考えなければならないのは各家庭なのだということです。一部の工場が高い煙突から吹きあげるCO2よりも、日本中を移動する自家用車やエアコンを控えるほうがずっと効果があるのですね。
家庭でのCO2排出量は、世帯あたり年間約5500kg、一日では15kgほど。 もちろん設備や生活習慣によってかなりの差はあるでしょうが、大体こんなものだとして話を進めてみましょう。
家庭で簡単に出来る取り組みを一日のCO2削減量で見てみます。
◎NOレジ袋 YESマイバッグ 買い物に行くときにはマイバッグを利用してレジ袋を貰わないようにする。 商品を選ぶ時も包装の簡易なもの、ビニールをたくさん使っていないものを 選ぶなどによって-62g!
◎ふんわりアクセル 車を発車させるときには、「最初の5秒で時速20km」になるように ふんわりアクセルを踏みましょう。これで-207g!
◎アイドリングストップ 信号待ち、踏切での電車待ち、あるいはコンビニでちょっと買い物をする間など エンジンをかけっぱなしにせずアイドリングストップしてみましょう。 5分間停止で-63g!
◎公共交通機関利用 通勤や買い物にバスや鉄道など CO2排出の少ない交通を利用してみましょう。-180g! 自転車や徒歩だと排出ゼロです!
◎±2℃の温度設定 暖房は2℃低くして-96g、冷房は2℃高く設定することで-83gです! 冬は20℃、夏は28℃で過ごしてみましょう。
◎省エネタップ活用 主電源をマメに切るのがいいとは聞くがそんな面倒な… という場合にはプラグを抜かなくてもスイッチで主電源のON/OFFができる、 省エネタップを使いましょう。-65g!
◎お風呂で 体や頭を洗うときは、シャワーを使わず湯船のお湯で流す。 洗面器のほかに手桶があると便利です。結構大きい、一人で-371g!
そして一人が上がったらお湯に冷める間を与えず次の人が入浴。 間隔をあけずに入浴することで一人分-86g!
いかがでしょうか。上記の分だけでも合計すると-1kg超です。 世帯の一日の排出量15kgからすると…なんとみごと-6%を達成! しかも上記の数字は一人あたりの数値なので、もっと減らすことも夢ではありません…。
こうして具体的に数字で見てみると、自分にもできる、 そんな実感が持てると思いませんか? 実際の数値はばらつきがあるでしょうが、あくまで目安として心に留めておくことで、 自分の行為に責任や達成感が出てくるように思います。
上記で紹介した以外にもやり方はいろいろあると思います。 大事なのは積み重ねです。-6%を家庭から。 -6%ファミリーを目指しましょう!
スポンサーサイト
テーマ:地球温暖化・地球問題について考えよう。 - ジャンル:ライフ
|