インドの料理に欠かせない数々の香辛料 ですが、 アーユルヴェーダでも香辛料は、消化力(アグニ)をアップ させるのにとても大切な要素となります。
『スパイス/ショウガ』です。
数あるスパイス、ハーブの中でも今回ご紹介するのは「生姜」。 生姜は消化力(アグニ)を高めてくれる代表的なスパイスでもあり、 私たち日本人の生活にもとっても身近な「生姜」。
体を温めてくれたり、胃の働きを活発にしてくれたり、血行をよくする効果も
今回はスパイスを使った簡単レシピを紹介します。 生姜をたっぷり使用した料理を取ることで、消化力がアップし、食後もスッキリしましょう。
①ジンジャーティー(生姜湯)/チャイ 沸騰させたお湯や紅茶にスライスした生姜を1~2枚入れて飲む。 生姜の香りが広がります。はちみつを入れてもOK。 シナモンを入れると、シナモンティーに!さらに温めた牛乳を加えるとチャイに!
 ←アーユルヴェーダを取り入れたオーガニックハーブティー 『YOGI TEA』 様々なスパイスがブレンドされていて、お手軽に取り入れることができます。 「レモンジンジャー」や「コールドシーズン」、「エキナセアブレンド」など生姜の入ったものがたくさんあるのでお勧めです。(通販やLOFTなどで購入できます。)
②しょうがジャム しょうがを皮ごとすりおろし、同量の砂糖とはちみつ、レモン汁、お水を少々加え、 混ぜ合わせたら、電子レンジで5分ほど加熱します。 一旦、再度かき混ぜ、さらに2~3分加熱してOK。 ジャムを作ると、パンはもちろん紅茶やヨーグルト、お菓子作りにも使用できます。 (アーユルヴェーダではヨーグルトは消化にいいとはされていませんが、ショウガをプラスすることで、消化力もアップします。)
その他、お馴染みの生姜焼きなどのお料理に使用したり、市販のチューブのしょうがを使用して、お味噌汁やカレーなどに入れるのもお勧めです。
最後に、 高橋和巳さん著の「アーユルヴェーダの知恵」に確実に消化力を高める方法が 紹介されていますので、引用でご紹介いたします。
---------------引用---------------親指ほどの大きさの新鮮なショウガをみじん切りにして塩を少々ふりかけ、レモンをしぼる。かき混ぜて昼食と夕食の三〇分前によくかんで食べる。すると食事の時間にはじゅうぶんなアグニが立ち上がってくると同時に、食後にはいのもたれや重さが消え、胃がすっきりする。食事による満ち足りた気持ちを体験できるようになる。アグニが改善されたサインである。・・・ 胃のもたれ、口臭、体のだるさ、慢性的な疲れなど、アーマの蓄積を表す症状によい。 (引用終わり)
ピッタやカパの方はくれぐれも摂りすぎに注意しましょう。 *胃潰瘍など活動性の胃の病変をお持ちの方はお医者さんの指示に従って下さい。
番外編:お風呂でぽかぽかジンジャー風呂 すりおろした生姜をガーゼに包み、お風呂に投入。 ぽかぽかと身体が温まります。 お好きなハーブや天然塩も加えて、香りの広がるジンジャー風呂をお試しください。
次回は、『ゴマ油』について、ご紹介しま~す   テーマ:健康で過ごすために - ジャンル:ヘルス・ダイエット
|