ごぼうでスープ、というと意外に驚く人がいるんですね。 そんな食べ方があるんだ!って。 でもこれが実に美味しい~のです。
ぶつ切りの触感を楽しめるコンソメスープもいいですが、 寒い時期に特にお勧めなのがポタージュ。
まずはごぼう1本、玉ねぎ1個、里芋(中)2個くらいをご用意ください。
1.切る ごぼうを2mm程度の小口切りにする。里芋も一口大以下の大きさに適当に切る。玉ねぎも適当な大きさに。あとでミキサーにかけるので、形はどんなでもいいのですが、うちのミキサーはミニサイズなので、入れやすいように小さめに切ります。適当、が肝心です。
2.炒める お鍋にサラダ油を大さじ1くらい(これも適当)を入れ野菜をすべて入れざっと炒めます。全体に油が回って温まる程度です。サラダ油の代わりにごま油を少し入れても、後で香りが楽しめます。
3.煮る お水をひたひたに入れ、野菜が柔らかくなるまで放っておきます。
4.ミキサーにかける 柔らかくなった野菜をミキサーにかけます。水分が足りなくなると思うので、牛乳を足す。
5.牛乳を加える&味付け 「3」でひたひたの水量で作ると、ミキサーにかけた後がどろどろもったり状態なので、牛乳を入れお好みの濃さにします。私は野菜たっぷり感が好きなのであまり薄めません。牛乳を入れ全体が沸騰しない程度に温まったらコンソメ、塩、こしょうで味を調えます。これでできあがり! 出来上がりは灰色の、色気に欠けるスープになるので…、クリームを回しかけたりパセリを振ると、目にもおいしくなりますよ~☆
ごぼうは歯ごたえと風味を楽しむ繊維たっぷりのアルカリ性食品ですが、その歯ごたえや土の風味が苦手な人もいますね。ですがポタージュにすると歯の弱い人や小さな子供でも楽に食べられます。それに実はごぼうって「うまみ」の野菜なんですね。このポタージュではごぼうのうまみを存分に楽しめます。コンソメは通常より少なめにしてみてください。十分おいしいですよ。 野菜分がたっぷりなので、冷めにくくおなかにたまるので冬にはお勧めなんです。
今回のレシピでは里芋を使っています。 里芋独特の粘り気が、スープの「濃い」感じになります。 もっとさっぱりしてもいいな~、という方は代わりにジャガイモを使うといいですよ。その場合は炒める時にゴマ油は避け、バターを使うと香りが合いますね。
またミキサーにかける時に、少し短めにして、ごぼうのツブツブがスープに入っていても触感が良いです。お好みで。
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さて、ポタージュはいろいろな野菜で作って楽しめます。
…が、上記の「ひたひた」で作ることによって、応用範囲が広がると個人的に思っています。 水分を調節して濃くすることによって、シチューとか、ホワイトソースの代わりにグラタンやドリアなんかもできるかも…と思っています。生クリームや小麦粉を使わない、相当ヘルシーな野菜メニューになるに違いない!が、こちらは未挑戦にて、またそのうちレポートしますね。
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テーマ:食と健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット
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